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ダイエット
仙台操体医学院 今貴史 著
最近流行っている炭水化物ダイエットや食事療法。
・米は食べないほうがいい
・糖分は摂らないほうがいい
テレビでも色んな情報が行き来していますね。
本でも「砂糖はダメだ!」とか「いや糖分は摂らなきゃだめだ!」と
矛盾した情報がありすぎて困惑してしまう状況が続いています。
実は私、10代後半の頃は体重が約90kgあったんです。
身長は178cmほどですが、見た目はかなりガッチリした感じです。
操体法を習い始めた頃から、少しづつ体重が減ってきて
今現在(2022年5月)の体重は65kg〜66kgを維持し続けています。
ダイエットをした訳でもないし、食事療法をした訳でもありません。
逆に好きな時に好きな物を食べていました。
「ダイエット」というと
・○○を食べてはいけない
・身体を動かさければいけない
というイメージがありがちですが、実はそうではないんです。
これは内緒なのですが、
実は「物を噛む回数」に大きなポイントが隠されているんです。
いわゆる「咀嚼」です。
皆さん大体何回くらい物を噛んで飲み込んでいますか?
大体の方は「7~8回」とか
多い方で「12~15回」くらいという方が多い様です。
でも、いくら早食いでも太らない人も居ますよね。
その違いは体質という部分もあります。
しかし・・・!
これも内緒なのですが、実は「唾液の量」にも大きなポイントがあるのです。
唾液の働きには
・消化作用
・自浄作用
・抗菌作用
・粘膜保護作用
・緩衝作用
・再石灰化作用
もはや天然ワクチン、天然の抗がん剤とも言えるでしょう。
しかし、唾液が少ないと胃で消化ができず、腸まで消化せずに進んでしまいます。
腸の働きには
消化しきれなかったタンパク質や炭水化物を分解・吸収する他にも様々な働きがあります。
胃で消化しきれなかった物が腸へ行き、腸は未消化物を吸収してしまい
脂質となっていくのです。
結果として人と同じくらい食べていても太りやすい身体になったり
いくら動いても痩せない身体になりやすくなってしまいます。
私も以前に糖質制限のダイエットを試しに行ってみたことがあります。
糖分を摂らずにタンパク質等をたくさん摂るという方法です。
一週間くらいすると身体に変化が起き始めました。
体重は減っていきましたが、
基礎体温が低くなりはじめたのです。
普段は36,8度、平熱くらいはありました。
糖質を制限してからは低いときで35,8度ほどまで下がってしまいました。
普段よりも寒さを感じやすくなり、身体の動きは鈍くなりました。
動こうとしても動けず、無理に動こうとすると手足が震えたりすることもありました。
最終的に行きついたところは
「バランスのとれた食事をして、良く嚼んで食べる」
非常にシンプルな事でした。