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呼吸について
呼吸法にはいろいろな種類があります。
原始感覚からみると、からだの歪み具合によって呼吸の仕方が変わります。
鼻呼吸をしてみると、深く長く吸うことができますが
口呼吸をしてみると、浅く小さくしか吸うことができません。
1. 鼻呼吸の重要性について
鼻で呼吸をしてみると、冷たい空気が脳へ行き渡り脳を冷却するようになっています。
口呼吸では脳を冷却できなくなり、頭に鬱熱(うつねつ)が溜まります。
頭に鬱熱がたまると脳が膨張し、頭痛、めまいなどの症状が出てきたり
精神的なところに影響がでたりすることがあります。
また、Jon O. Lundberg先生の研究によると
副鼻腔は一酸化窒素(NO)を作り出す重要な場所であるということが明らかになりました。
一酸化窒素というと、大気汚染を思い浮かべる方もいるかもしれませんが
少量だと細菌やウィルスを殺菌する効果があるそうです。
副鼻腔は鼻と小さな穴でつながっていて温かく湿っているので
細菌やウィルスにとっては格好の繁殖場所になります。
しかし、副鼻腔を覆っている粘膜が一酸化窒素を出すことで
細菌やウィルスを排除しているそうです。
また、副鼻腔で作られた一酸化窒素には血管を広げる効果もあるそうです。
この微量な一酸化窒素は鼻呼吸をすることによって肺に運ばれて
酸素を取り込む能力が向上する役割を担っています。