操体法とは


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操体法とは、橋本敬三医師が名付けまとめた

「快適に満足して充分に生きてゆく」ための道しるべです。
 快適に満足して充分に生きてゆくとは言っても

【どこにも不具合のない完璧な心身=100点】を追求するものではありません。

60点で間(マ)にあえばいいのです。

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【完璧】を目指してしまうと、不安感や恐怖感が心の中に生み出され、それを解消しようとして頑張りすぎて、欲張り、威張り、しまいには生きて行くための最も大切な【感覚】を鈍くしてしまうことになります。

人は、ある許容範囲のバランスの中にいればなんとなく快適に生きて行けるようになっています。

60点で、まずまずマにあっていれば充分だという気楽な考え方が操体のポイントです。

橋本先生はお医者さんでしたから身体と心の本当の治し方が知りたくて、様々な治療法や予防法などを実際にためしていました。

そして最終的にわかったことは「気持ちのいいことをすればいい」という原始感覚が指標となるシンプルなことでした。


気持ちのいい感覚を味わう方法

どのようにして「気持ちのいい感覚」を味わうのか?
実際に身体の歪みを整える方法(三軸操体)をお伝えしている動画がありますのでご覧ください。


今回ご紹介した動画は【三軸操体】という方法です。
3つの身体の動き(楽・楽・楽)を合成することで気持ちがいい感覚(快感)が現れます。


天城流医学

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2015年に天城流医学創始者の杉本錬堂先生とご縁を頂き、自分の身体は自分で守る方法を学ばせていただきました。

現在は天城流医学と操体法をかけ合わせた「天城流操体法」を研究しており、身体のコリを気持ちよくはがすことで、さまざまな症状の改善が期待できます。

近年ではお医者さんも筋膜(ファシア)を剥がすというところに着目しており、テレビの健康番組でも放送されるようになりました。

天城流医学は、痛みの緩和法の他、温泉療法・瞑想法・呼吸法・咀嚼法等、天地と一体になる真の健康人になるための自然療法で身体も心も緩め楽に生活できる術を伝えるものです。

伊豆高原在住の杉本錬堂先生が、自身の病気や怪我を克服する過程で築き上げた独自の健康法であり、「自分の身体は自分で守る」の考えにより自らの身体をよく知り手入する方法です。

天城流医学は身体の中に潜む滞りを解消して、それぞれ骨は骨、筋肉は筋肉、腱は腱を動くようにして、血液の流れ、リンパの流れ、氣の流れ、を良くして各治療や運動、日常の生活が楽になるように身体をリセットする方法で全てのものに対応できる術です。